シルフェの紹介

シルフェとは、
未来エレクトロニクス集積研究センター
(Center for Integrated Research of Future Electronics:CIRFE)
の通称です。

センター長挨拶

研究及び人材育成の両面を通じ、未来のエレクトロニクス産業基盤を構築する

未来エレクトロニクス集積研究センター(Center for Integrated Research of Future Electronics, 通称CIRFE)は、窒化ガリウム、SiC、カーボンナノチューブなどのポストシリコン材料、およびそのデバイスに代表される先端的エレクトロニクス研究により、持続可能・便利・安心・安全(Sustainable, Smart, Safe and Secure)な社会システムの構築に貢献するとともに、その社会実装を加速する高度な人材を育成します。すなわち、研究及び人材育成の両面で未来のエレクトロニクス産業基盤の構築に資することが目的です。
平成27年10月に設立されて準備を進め、平成30年12月より、その目的を遂行するための場、エネルギー変換エレクトロニクス研究館(CIRFE Transformative Electronics Commons, 通称C-TECs)での活動がスタートしました。C-TECsは多くの研究室および多くの企業の方々が、壁を越えて自由に議論し、切磋琢磨し、力を合わせて未来を切り開く、まさにオープンイノベーションを具現化する場です。今後にご期待ください。

センター長天野 浩

シルフェ概要

世界トップクラスの専門教員
およびインフラ。
21世紀のものづくりを主導する
一貫した研究・教育体制を構築

CIRFE(シルフェ)は、窒化ガリウムなどのポストシリコン材料を用いたデバイスに代表される先端的エレクトロニクス研究を推進すると共に、高度な人材を育成し、未来のエレクトロニクス産業の基盤を創成することを目的として、平成27年10月に設立されました。センターは6つの部から構成されており、各部において、それぞれの分野の世界トップクラスの専門教員およびインフラを揃えております。材料・計測・デバイス・応用システムの基礎科学から出口まで、一貫した連携研究・教育体制を構築します。世界に見てもほとんど試みのない省エネデバイス研究を通じて、21世紀のものづくりを主導する高度な人材の育成を進めます。

CIRFE外観

ミッションステートメント

私たちは、未来社会の成長を支える基盤技術となる「未来エレクトロニクス」を創造します。これまでの社会は、エレクトロニクスの進歩と共に発展してきました。いま急速に成長しつつある人工知能技術は、社会を大きく変革しようとしています。このような中で、これまでにない価値観を生み出し、人が人らしく輝ける未来を実現するためには、情熱を持って未来社会を創造する担い手が必要となります。未来エレクトロニクス集積研究センター(CIRFE)は、異なる専門性をもつ研究者が集結し、そのあふれる情熱を新たなエレクトロニクスを創造する原動力として増幅させ、学術的にも社会的にも波及させる拠点となることを目指します。

関連学内コンソーシアム

名古屋大学GaN研究戦略室

産学官共創により、次世代半導体GaN等の材料、デバイスの基礎研究からシステム技術までを 一気通貫で研究開発を行い、社会実装を加速させることを目的として、全学的なマネジメント体制のもと、名古屋大学GaN研究戦略室が設置されています。